ゴルフ場で他人が打ったボールが体にあたったらどうすればいい?対処法は?
ゴルフは社交的で楽しいスポーツですが、時には予期せぬ事故が発生することもあります。ゴルフ場で他人の打ったボールが直撃する事故はまれですが、起こり得ます。このような事態に備えて、どのように対処すれば良いのかを知っておくことが重要です。
目次
痛い!!ボールが当たったら最初にすること
もしゴルフボールが飛んできてしまったら、すぐに安全な場所に避難しましょう。ゴルフカートの中や屋根があるような場所がよいでしょう。そして、一緒に回っている人に知らせ、大声で「ボールが当たりました、どなたですか?」等と叫んで周囲に警告を発し、事故が起きたことを周知します。ボールに色がついているときは「○○色のボールはどなたのですか?」等と言うのも効果的です。
怪我の深刻さを確認する
まずこのままプレイを続けられる程度の怪我なのか、そうでないのかが非常に重要になります。
軽症(打撲や擦り傷)の場合
このままプレイを続けられるとような軽傷の場合、冷却パックを使用して患部を冷やしたり、可能ならば圧迫バンドで圧迫してください。これにより腫れと痛みが軽減されます。
重症の場合
頭部に直接ゴルフボールが当たった場合や、ドライバーで打ったボールがスピードを落とさずに直撃したような状況が深刻な場合は、即座に救急車を呼びます。
事故後の責任者とのコミュニケーション
ボールを打った人を探し出す
まずボールを打った人とコミュニケーションを取れるよう、必ず探し出しましょう。ボールが当たった本人は、動揺している場合が多いので仲間に探してもらうのが良いでしょう。
連絡先を交換する
その人と連絡先を交換しましょう。また、事件を目撃した人がいれば、彼らの情報も収集してください。病院へ行くことがあれば、その相手にお金を請求することも可能です。本人同士の話し合いで解決することもありますが、重篤な怪我の場合は裁判になることもあります。
打撲した箇所の写真撮影
可能であれば、事故の証拠として、打撲した箇所の写真を撮影することをオススメいたします。軽い打撲で、当たった直後はあまり痛くない場合であっても、次の日に痛くなることも往々にして発生いたします。
ゴルフ場(マスター室)への連絡も忘れずに
ゴルフ保険を利用する場合等は、必ず報告書が必要になります。またゴルフ場の造り自体に問題がある倍もあります。造りのせいで、けが人がよく出るゴルフ場もあり、ゴルフ場への注意喚起にもなりますのでマスター室へは軽症であっても連絡した方が良いでしょう。
軽症であっても通院はするべきか
軽症(軽い打撲)であっても、当日もしくは翌日に病院へ行くことを推奨いたします。骨に異常がないか確認をすることは、本人の安心にもつながるためです。
実際に、筆者は当日大して痛くなかったけれども、翌日痛みが増し、病院へ通院しレントゲンを撮ったところ、ひびが入っていることが確認された経験があります。
プレイ中の安全対策
どのようなことに気を付ければ、事故を減らすことができるでしょうか。
常に周囲の安全を確認する
他のプレーヤーがプレイ中でないことを確かめる。
前のグループが十分に離れたことを確認する。
想定される飛距離に加えて50ヤード以上離れていることを確認出来たらプレイを始めて良いでしょう。
「フォア!」と叫ぶ
打球がコースを外れてしまい、隣のコースへ入ってしまうような場合は「フォア!」と叫ぶなど、ゴルフのエチケットを守ることが大切です。
まとめ
事故はいつどこで起こるかわかりません。しかし、適切な予防措置と応急処置を理解し、周囲に常に注意を払うことで、安全にゴルフを楽しむことができます。安全なプレイを心がけ、ゴルフの楽しみを全うしましょう。